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転勤族・40代子育て主婦の日常

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本籍地の移動(転籍)のデメリットを知っていますか?

こんにちは、ぴぴーぬです(^^)

 

みなさんは、本籍地を移動した経験は
ありますか?

婚姻届を役所に提出されている方は、
新たに戸籍を作るので、本籍地の移動を
経験していると思います。

 

本籍地は、転籍の手続きをすれば
簡単に変更することができます。

 

私の友人の中にも、引越しの度に
本籍を変更しているという人がいました。

 

ちょっとお待ちください💦

 

転籍、気軽にできますけど・・・

 デメリットが大きいです

私も一度、痛い経験をしています。

 

今回は、転籍のデメリットについて
書いていきたいと思います。

少しでも参考になれば嬉しいです。

 

本籍地の移動(転籍)のデメリット

相続手続きの際全ての戸籍が必要となる

人が亡くなると、
子どもや兄弟等が相続人となり、
遺産相続問題が出てきます。

 

例えば、

・銀行口座に関する手続き
・証券口座に関する手続き
・相続放棄をする場合の手続き

等、人によって様々な手続きが必要になります。

 

その際に、

亡くなった方の、
生まれてから亡くなるまでの

全ての戸籍が必要になります!!

転籍を繰り返していると、把握するのも、
取り寄せるのも大変な作業になります。

困難な場合には、費用を支払って
弁護士や行政書士などの専門家にお願い
する必要が出てくることもあります。

 

国家資格は書き換えが必要になる

ここでは、保健所管轄の国家資格に
ついて書いておきます。

転籍後30日以内に、

訂正・書換の申請が必要になります。

 

パスポートの書き換えが必要になる

パスポートの返納と
切替の申請が必要になります。

 

免許証の本籍地の変更が必要となる

変更後、速やかにに記載事項変更手続きが
必要になります。

 

戸籍謄本(抄本)を取る際、手間がかかる

居住地と本籍地が県外など、距離が離れていると
郵送による手続きが必要になります。

本籍地が実家であれば、
親に取得してもらう方法もあります。

どちらにしても多少手間がかかります。

 

でも、この手間を省くために
転籍することはオススメできません💦

 

他のデメリットが大き過ぎます!!

 

そもそも本籍地とは

戸籍を置いている場所になります。

戸籍は、生まれてから亡くなるまでの
親族関係の記載・証明をするものです。

戸籍を置く場所が本籍地になります。

本籍地はどこでもいい

本籍地は、実在する土地の地番や住所なら、
日本全国どこにでも置くことが出来ます。

 

実際に本籍地を置く場所を
所有していなくても大丈夫です。

 

本籍地移動のメリット

現住所と同じ場合、戸籍の取得が容易

自身の現住所と同じ場合は、役所に行けば
戸籍謄本(抄本)をすぐに取ることができます。

 

これくらいしか、メリットは感じません💦

本籍地の移動(転籍)は簡単に出来る

転籍自体は簡単にできます。

 

現在本籍を置いてある自治体に転籍届を
提出し、必要書類を揃えて、
転籍する自治体で転籍手続きをするだけです。

 

転籍に伴うデメリットは
窓口で教えてもらえません😭

 

気軽に転籍して大後悔💦

私は結婚後、
夫の実家に本籍を置いていました。


転勤のため、県外へ離れていたこともあり、
戸籍の書類が必要になる度に、
取り寄せる事に対して
面倒くささを感じていました。

 

何度目かの転勤の時、
ふと思い立って、転籍の手続きを
しました。

 

「これで戸籍を取りやすくなった♪」
と、軽く考えていたのですが・・・

すぐに後悔することになりました
その理由は、
「国家資格の免許証の書換え」と、
「相続手続きの大変さを知る」経験を
したからです。

国家資格の免許証の書換え

私たち夫婦は
医療系の国家資格を持っています。

 

転籍手続きを終え、運転免許証の
本籍地の変更手続きをし、ふと、

「国家資格の免許証ってどうするんだっけ」
と思い、調べてみると変更が必要でした。

 

変更手続きで一番困ったのは、
書換えの間は、免許証を提出する必要があり、
手元に免許証がない状態になったことです。

免許証の書換えの申請から、免許証返却までの
期間は、だいたい3〜4ヶ月、状況によっては
それ以上と言われ大ショックでした💦

 

その間は「登録済証明書」を使うのですが、
それが送られて来るのも1〜2ヶ月後とのこと💦


夫は転勤先で免許証を提示する必要が
あったので、会社に説明をして待って
もらわなければなりませんでした。


私も、勤め先を探すのに
免許証が無いという事態に陥り
大変な思いをしました。

相続手続きの大変さを知る

転籍して後悔したもう一つの理由は、
親戚が亡くなり、相続放棄をした経験です。

 

その親戚は、

引越しの度に転籍を繰り返しており、
戸籍を置いていた場所を全て把握するのは
困難な状態でした。

 

最終的に、行政書士の方にお願いして
取り寄せていただきました。

費用は2万円弱だったと思います。

 

相続人に迷惑をかけないために

相続問題に遭遇した経験から、
転籍を繰り返すと、残される人に
迷惑がかかることを知りました。

 

知った時点でもう転籍した
後だったのですが・・・。

 

転籍を何度もしている方は、
一欄表を準備しておくといいかも
しれません。

 

それでも、取り寄せるだけでも、
郵送でのやり取りなど手間はかかります。

転籍はデメリットを知った上で慎重に!

私はかなり軽い気持ちで転籍をして
後悔しました。

 

国家資格の免許証の書換え手続きの時に
そこの職員の方からも、

「安易に変えるべきではない。」

とアドバイスされました。

 

今、私の本籍地はかつての
転勤先だった場所にそのまま置いてあります。

 

転籍をする場合は、デメリットもよく調べて、
納得したうえですることをオススメします。

最後までご覧いただきありがとうございました♪