こんにちは、ぴぴーぬです(^^)
毎年、日本のどこかしらで
豪雨災害が起きていますよね💦
「私の住んでいる地域は災害が少ないのよね」
と、思っている人はいませんか?
私もそう思っていました。
ですが、
それまでは、大雨で河川が増水して
友人の家に避難したこともありましたが、
実際には、川は氾濫はしませんでした。
なので、心のどこかで、
「私のところは大丈夫だろう」という
気持ちを持っていました。
今回は、
- 私の豪雨体験とそこから得た学び
- 豪雨災害に対して家庭で出来る対策
についてお伝えしたいと思います!
2019年の佐賀豪雨に遭遇
経緯
豪雨災害に遭遇したのは佐賀県の武雄市に
住んでいた時のことです。
2019年8月28日の未明から明け方にかけて
武雄市と周辺の地域に線状降水帯が発生し、
1時間に110〜120mmの猛烈な雨が降りました。
午前5時50分に大雨特別警報が出されました。
武雄市では、
死者3名、重症者2名が出ています。
多くの家や車が浸水被害に合いました。
田畑も広範囲に浸水し、川との境目が
見えなくなり、茶色い湖の様になっていた
ことを思い出します。
雨の降る勢い
時間は定かではないのですが、いきなり
ドッカーン!!
という、ものすごい雷鳴で飛び起きました💦
その直後から、
ズザザザザザーッ!!
ちょっと表現しづらいですが、
アナログテレビの砂嵐を大音量で
かけている様な音が聞こえてきました。
それが、ずーっと続くのです💦
直感的にコレはヤバイな、と感じました。
自宅の被害
当時、マンションに住んでいたことと、
溢れ出した水が敷地まで到達しなかったことで
車も含め直接の被害は免れました。
水は自宅から50mのところまで
迫って来ていました。
市役所が浸水しているのが
見えて愕然ことを覚えています。
仕事の休業
当日は自宅周辺はもちろん、
夫と私の職場は浸水、
道路も冠水で寸断され、出勤は困難でした。
翌日にはある程度水が引き、
夫は片付けのために出勤しましたが、
私の職場までの道はまだ冠水しており、
出勤できたのは2日後でした。
色々な店が休業に
武雄市内の多くの建物が浸水し、
スーパーや飲食店、衣料品店の営業が
出来なくなりました。
被害の少なかった店は2〜3日で営業を
再開しましたが、被害の大きかった店は
数ヶ月に渡って休業しました。
中には閉店してしまうお店もありました。
買い出しの時は、
開いている店に人が集中するため
欲しい物が買えないこともありました。
多くの車が壊れた
自宅の浸水被害が酷くなかった人も、
車が浸水して壊れたという人が
多かったです。
車のディーラーや修理工場に、
車の修理の依頼が殺到し、
なかなか順番が回って来ず
困っているという人が多くいました。
豪雨災害から学んだこと
どこでも起こりえる
以前も川の増水で怖い思いをしていながら、
心のどこかでは、
「ここは大丈夫だろう」
という根拠のない自信がありました。
でもそれは、幻想でした💦
この経験を通して、
ということを身をもって知りました。
住む場所の大切さ
以前、川が増水し避難した経験から、
豪雨災害の前から住む場所には注意を
してきました。
転居する時は、ハザードマップ等を確認し、
浸水や土砂災害のリスクの高い場所を避けて
物件選びをしていました。
豪雨災害の経験から、
と改めて実感しました。
物件選びに関する記事です。
選ばない方がいい物件について
書いています。
よかったら読んでみてください。
水害で起こり得ること
豪雨災害や台風などの水害で
起こり得ることは、
・土砂崩れ
・洪水・浸水
・断水
・停電
・店舗の休業
などが予想されます。
これらを想定して、
家庭で何が出来るかを
考えておくといいと思います。
家庭で出来る対策
自宅が浸水区域にあたるかを知っておく
現在、自分の住んでいる場所がどの程度
浸水リスクがあるかを知るために、
自治体のハザードマップを見て確認します。
あらかじめ知っておくことで、
いざ台風や大雨の時にどうするか対策を
立てやすくなります。
避難場所を確認しておく 自宅が良い場合もある
水害の危険性が高まった場合に
どう安全を確保するかを考えます。
・戸建ての場合は早めに避難所に行く
・マンションで3階以上で浸水の
リスクが低い場合は自宅に留まる
など、住んでいる場所でどうするかを決めます。
それを家族間で共有しておくことも大切です。
車の避難先を考えておく
台風や豪雨による水害が予測される時に、
車が浸水したり壊れるリスクがないかを
検討します。
必要であれば、車両を避難させます。
・立体駐車場に停める
・安全な場所があれば移動させる
パチンコ店やショッピングモール等は、
災害時の車両避難所として立体駐車場を
開放してくれる場合もあるので、
自宅の近くにそのような所があるか
確認しておくと安心です。
2〜3日分の食料を確保しておく
いざ大規模な浸水が起きてしまうと、
買い物が出来なくなる場合があるので、
2〜3日分の水や食料は準備しておくと
安心です。
大きめのゴミ袋を準備しておく
ごみ袋があれば水のうを作ることができます。
排水が逆流することがあるので、排水溝や
トイレに水のうを置いて逆流を防ぎます。
水を溜めるポリタンクを準備しておく
ポリタンクがあれば、断水した時に、
生活用水を溜めておくことができます。
最近は柔らかい折りたたみの出来る
ポリタンクがあり、便利です。
大雨になったらやる事
お風呂に水を溜める
豪雨のリスクがあると判断した場合は、
生活用水確保のために、
浴槽に水を溜めておきます。
ポリタンクに水を溜める
ポリタンクにも水を溜めて、
飲用や調理などの水を確保します。
水道水は塩素が含まれているため、
常温保存で3日程は安全に飲めるそうです。
水道水の保存は、消毒のための
塩素が消失しにくいように、清潔で
フタのできる容器に口元まで
いっぱいに入れ、保存してください。
日の当たらないところに
保管した場合は、3日程度は
飲用として利用することができます。
引用元:長岡京市公式ホームページ
災害対策(飲料水の確保) について
1 飲料水の確保と保存 (2023.7.1)
ペットボトルやウォーターサーバーが
ある方は、そのまま飲用や調理用に
使えますね。
水のうで排水溝やトイレを塞ぐ
大雨などの水害ではトイレや排水溝から
下水が逆流してくることがあります。
ゴポゴポと音がしたり、
嫌なニオイが上がってきたら
トイレや排水溝に水のうを置いて
逆流を防ぐことが出来ます。
避難する時は早めに!!
大雨になったら、河川の水位情報を
確認し、早めに避難しましょう。
避難の判断が遅くなり、
車で避難しようとして車ごと
流されそうになった人の話も聞きました。
その方は無事でしたが、
車は廃車になってしまいました。
避難の結果、実際は被害が無かったら
「大事にならなくてよかった」
で済みます(^^)
避難は早めが大切!!
と、自分自身にも言い聞かせてます。
まとめ
最近は毎年、
日本各地で豪雨災害が起きています。
いつ、どこで起きるか分からないので、
まずは、今住んでいる環境の確認から
してみてはいかがでしょうか?
最後までご覧いただき
ありがとうございました♪